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出産後の身体変化とトラブル

出産後の身体変化とトラブル

出産を経験された方は
これから生じるご自身の変化に
不安を感じるかもしれません。

特に初めての出産では身体に生じる
様々なトラブルが多くみられます。

今回は身体に生じる変化について
・ホルモンバランス
・筋肉
・姿勢
・症状
に分類して解説していきます。

身体の変化

ホルモン分泌

妊娠前から妊娠後にかけて女性の体は
赤ちゃんを産むためや育てるために
分泌されるホルモンが変化していきます。
ここでは出産に関係するホルモンをご紹介します。

・プロゲステロン(黄体ホルモン)
妊娠8~9ヶ月頃に分泌量が最大となり、
ゆっくりと出産するまで減少していきます。
出産後には分泌量が急速に低下します。

妊娠初期に重要な役割をになっており、
女性の体が妊娠しやすいように
子宮内の環境を整えます。
子宮内の状態を整えながら胎盤を形成したり、
流産を防いだりする働きもあります。

・エストロゲン(卵胞ホルモン)
妊娠中に胎児の成長とともに子宮を大きくしたり、
母乳を作る準備のために胸を大きくしてくれます。
更年期障害を引き起こす原因ともいわれ、
40代頃から減少していきます。

・リラキシン
妊娠3ヶ月〜産後6ヶ月程まで分泌されます。
骨盤を緩めて産道を広げることで出産を助けます。

身体全体の関節・筋肉・腱が緩んでしまうため、
身体への負担が増加してしまいます。

リラキシンの分泌量が多くなることで、
上記の身体変化が生じるため、
適切な身体の使い方により身体への負担を
軽減させる必要があるのです。

・オキシトシン
幸せホルモンとも呼ばれ、
精神の安定にも作用します。

乳児の泣き声や姿を見ることで刺激され、
母乳の放出の促進に作用します。

・プロラクチン
エストロゲンやプロゲステロンの減少で
プロラクチンの働きが高まります。
また、産後数週間の間は赤ちゃんの哺乳により
分泌量が増加し、母乳の生産量を増加させます。

他にも睡眠やストレス耐性の効果、
ホルモンの修復作用、
体型修復や美容効果に関係しています。

筋肉

・腹直筋

シックスパックと呼ばれており、
一番イメージされやすい腹筋です。

妊娠によって子宮に圧迫され、
腹直筋の真ん中から割れたように離れることを
腹直筋離開と言います。
離れたままの状態で元に戻らないことがあります。
産後にケアすべき一つの筋肉です。

・骨盤底筋群

骨盤底筋群ハンモックのようにして
膀胱や子宮、直腸を骨盤の底から支えています。
妊娠中の子宮などの重さにより
骨盤的筋群に加わる負担は増加します。

また、個人差はありますが
経膣分娩により損傷することがあります。
骨盤底筋群の機能低下は産後の尿漏れや頻尿、
痔、子宮脱の原因になってしまいます。

更年期では出産後の潜在化していた
骨盤底筋群の機能障害が現われると言われており、
産後ケアが重要となります。

・腹横筋

腹部の深層に位置しており、
天然のコルセットとも呼ばれています。
姿勢を安定する働きがあり、
腰部へ負担のかかる産後の女性にとって
重要な筋肉といえます。

姿勢

・反り腰

言葉通り、腰が過度に反る姿勢です。
妊娠によりお腹が大きくなることによって
骨盤の前傾とともに腰の反りが強くなります。

腰部の筋肉の持続的な緊張が高まり、
慢性的な腰痛を引き起こします。

また、反り腰の方の特徴として
子供を抱き上げるときなど
腰の負担が大きくなり、
ぎっくり腰を引き起こすことが多くあります。

・スウェイバック

猫背に加えて腰の自然な反りがなくなり、
骨盤が前に突出したような姿勢です。

乳児を抱っこする姿勢などから
姿勢の変化が見られるようになります。

腰部の筋肉が伸ばされたままで
腰痛を引き起こしやすくなります。
また、猫背から巻き肩となり、
肩こりや腱鞘炎などを
誘発しやすくなります。

症状別

肩こり・腱鞘炎

抱っこや沐浴などにより、
身体の前方での動作が多くなることで、
頭が前に突出しやすくなります。

慣れない動作から
必要以上に手や腕の緊張感が高まり、
肩こりや腱鞘炎を引き起こします。
必要以上の緊張感は
バネ指を生じさせてしまうこともあります。

まずは肩まわりや腕、手の力を抜いてみましょう。
ブラブラと手を揺することも、
セルフケアにオススメです。

腰痛

姿勢の変化や中腰姿勢での動作など
筋筋膜性の腰痛や、
妊娠や出産のホルモンバランスの変化による
関節の不安定性による腰痛などがあります。

姿勢改善のための運動や
インナーマッスルを効果的に働かせる
ピラティスがおすすめです。
呼吸法から行えるので
産後の方でも安心して行えます。

膝痛

授乳やおむつ替え、座ったり抱き上げたりと、
子育てではしゃがんだり立ったりを繰り返します。
それにより膝のお皿の周りが痛みやすくなります。

また、妊娠による体重増加も
膝の痛みを助長する要因となります。

抱き上げるときにはお尻から上げてみる
しゃがむ時にはそけい部など股関節を
意識してみると楽に動作が行えます。

まとめ

今回は出産後の身体変化とトラブルについて
身体の変化と症状から記載しました。

身体のトラブルは軽度の症状であれば
育児や家事の間に行う
セルフケアで緩和することもあります。

当店では産後ケアに必要な運動指導や
整体なども行っておりますので、
お困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

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